A TEMPO

［概要］
大阪の本町で時計修理やオーバーホールを行う会社の、若い層（30〜40歳後半）や女性をターゲットとした新ブランドのブランディングを担当しました。

［アプローチ］
時計修理業界をリサーチをした際、大きくは『超高級店系』『理科室系』『街の時計屋さん系』の3方向のイメージに分かれ、その中でも大半が日本的な職人感があり、「古い」「むずかしい」「重い」といった印象で、今回ターゲットとしているところに噛み合うポイントがあまりないと感じました。そこで目指す方向性を『脱・日本的職人の店』と掲げ、「1900〜1955年頃の中央ヨーロッパ（特にスイス・ドイツ）の工業的・職人的な感じ」「温度はやや低めだが、決して無機質ではなく人肌の温かさは感じる」といったイメージで考え、A TEMPO（アテンポ）という店名から提案、シンボルマークもわかりやすく「腕時計の病院」であるということを表現し、尖らないスタイリッシュさを目指しデザインを構築していきました。

□CREDITS
クライアント：A TEMPO
アートディレクション：SANTO DESIGN STUDIO
デザイン：SANTO DESIGN STUDIO
空間デザイン：福井郁夫（FLAP）